茅ヶ崎外壁塗装コラム

外壁塗装を行うときに覚えておきたい2つの重要な「種類」とは?

いつまでもキレイな家に暮らすためには、外壁塗装が大切です。しかし、塗装業者に依頼するにあたって、どのような塗料を使用しているのか知らない人もいるのではないでしょうか。

満足のいく外壁塗装をするためにも、塗装の基本をおさえておくことは大切です。そこで今回は、外壁塗装を依頼するときに把握しておくとよい2つの「種類」について紹介します。外壁塗装を考えている人は必読です。

1.「塗料」は外壁塗装で大切な種類のひとつ

外壁塗装で使う塗料のおもな成分は合成樹脂です。そこにさまざまな物質を加えることで、外壁の見栄えや仕上がりを変えることができます。

外壁塗装ではさまざまな種類の塗料を使用していますが、今回は外壁塗装でよく使われている4種類の塗料を紹介します。それぞれにメリットとデメリットがあるので、チェックしておきましょう。

1-1.アクリル系塗料

アクリル系塗料は、1950年ころに開発された塗料です。主成分はアクリル樹脂で、照明器具やボールペンなどにも使用されています。

アクリル系塗料のメリットは、カラーバリエーションが豊富なことと価格が安いことです。また、ツヤが出やすいので、はっきりとした色を好み人にはおすすめの塗料といえます。ただし、デメリットとして耐久年数が短いことや劣化が早いことがあげられます。そのため、定期的に外壁のイメージを変えたい人にはおすすめといえるでしょう。

1-2.フッ素系塗料

フッ素系塗料の主成分はフッ素樹脂で、焦げないフライパンなどで使用されています。フッ素系塗料のメリットは、耐久性の高さです。時間が経過しても強度が落ちにくく、雨や風などにも強いという特性があります。

デメリットは費用です。ほかの塗料に比べてかなり高額になることもあります。ただし、フッ素系塗料の耐用年数は15~20年と長いので、1年あたりのコストは安いといえるでしょう。
素材選びの際には、まとまったコストだけでなく、1年あたりといった実質的なコストを算出することも重要なことです。

1-3.シリコン系塗料

シリコン系塗料の主成分はアクリルシリコン樹脂です。アクリルがベースになっており、その中にシリコンが含まれています。外壁塗装ではさまざまな塗料が使用されていますが、シリコン系塗料がもっとも人気があり、一戸建ての7割がシリコン系の塗料で塗装しています。

シリコン系塗料のメリットは、価格と耐久性のバランスのよさです。ウレタン系塗料やアクリル系塗料と比較すると耐用年数が長く、フッ素系塗料に比べると費用が安くおさえることができます。また雨水に強く、汚れにくいという特性もあります。デメリットは付着力の弱さです。水をはじきやすいので、重ね塗りをするときには注意が必要です。

シリコン系塗料には、油性と水性があります。油性のほうが水性よりも耐久性がありますが、金額は高めです。

1-4.ウレタン系塗料

ウレタン系塗料の主成分はウレタン樹脂です。塩化ビニールや鉄など、さまざまな素材に使用できます。そのため、外壁のほかに雨どいやフローリングにも使われることがある便利な塗料です。

ウレタン系塗料のメリットは柔らかさです。密着性が高いので、外壁にヒビ割れが生じたときでも水の浸入を防ぐことができます。また、ウレタン系塗料は表面を樹脂で覆うため、キズがつきにくいという特性もあります。

デメリットは紫外線への弱さです。長時間太陽の光にさらされると、変色するおそれがあります。また汚れが付着しやすく、時間が経過すると建物が汚れで古く見えてしまうこともあるので注意が必要です。

2.外壁塗装で重要なもうひとつの種類は「工法」

外壁塗装では使用する塗料に加えて、塗装の工法についても覚えておきましょう。おもな工法として以下の2つがあります。

2-1.吹き付け工法

吹き付け工法とは、スプレーガンを使って塗料を吹き付ける方法です。仕上がりのバリエーションが豊富というメリットがあり、複雑な模様や立体感のある外壁などのデザインも簡単です。またローラー工法と比較すると費用をおさえることができます。

デメリットは、塗料が飛び散りやすいことです。そのため、塗装前には丁寧な養生を行わなければならず、時間と手間がかかる可能性があります。

2-2.ローラー工法

ローラー工法とは、スポンジや毛のついたローラーを使って塗る方法のことです。塗料が飛び散らないというメリットがあり、住宅が密集した地域で外壁塗装をする際にはおすすめです。また、ほかの工法に比べて厚めに塗ることができるという利点もあります。

デメリットは乾燥に時間がかかることです。吹き付け工法に比べて作業時間がかかる可能性があります。また、塗装する場所によってはさまざまなサイズのローラーを使い分けなければならない場合もあるので注意が必要です。

3.まとめ

外壁塗装を依頼するときには、事前に塗料や工法の種類を把握しておきましょう。塗料や工法がわかれば、業者の言っていることが本当なのか、価格は適正なのかを判断できるでしょう。それぞれの塗料・または工法には、メリットとデメリットがあります。予算の範囲を計算するためにも、満足のいく仕上がりにするためにも、それぞれの特性をきちんと理解しておくことが重要です。

神奈川県茅ヶ崎市にはさまざまな業者が外壁塗装を行っています。今回の記事を参考にして、納得のいく塗装工事ができることを願っています。

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